謎多きレゲエの現場を分かりやすくひもといてみた 〜キャスト編〜

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謎の登場人物たち

こんにちはFyah Mnetalです。

今日はレゲエのイベント、パーティーで登場する人々について書いていきます。

このブログは基本的に最近レゲエに興味を持った方々や、

「レゲエのクラブイベントに遊びに行ってみたい!」

という方は大歓迎なのですが、

「専門用語やよく分からない言葉が多いよ・・・」

という悩みをよく耳にします。

かくいう私も必死に調べたり、今も分からない言葉はとりあえずマネしたりしています。

難儀な言葉が多いのは、レゲエが生まれ発展した場所が日本人にはあまり馴染みのないジャマイカという国であることに起因しています。

ジャマイカの人々は英語が訛った「パトワ語」という言葉を使い、独特の言葉や言い回しを使うことが多いです。

現代に生きる我々はアメリカやヨーロッパの西欧カルチャーはスッと抵抗少なく受け入れられるのですが、若干クセありのこのジャマイカ特有の文化が話をややこしくしてしまってるのかも。

ただしこのクセが癖になって、それでレゲエが好きになっていく人も多いはずです。

こういったことから、レゲエのパーティーはよくテレビなんかで出てくるクラブ映像とはまた違った雰囲気で、特殊です。

(なんかあのブースにいる人がさっきマイクであの人のことを~って呼んでたけどどういう意味なんだろう・・・)

(なんかいきなりあの人歌い出したけど、怒られないのかしら・・・)

こんな経験が少なからずあると思いますので、分かりやすく見ていきましょう。

本当はもっといろんな登場人物が控えているのですが、大枠を掴むために次の3役を紹介します。

  • Selector(セレクター)
  • MC
  • Deejay(ディージェイ)or Singer(シンガー)

曲をかける人 Selector(セレクター)

セレクターとはターンテーブルやCDJを使って自身が選んだ曲をかける人のことです。

いわゆるDJですね。

「なんでDJって呼ばないの?DJでいいじゃん。」

と思っているそこのあなたの疑問にお答えします。

セレクターって言った方がジャマイカっぽくてかっこいいからです。※当社比

要するにどっちでもいいと私は考えます。

後述する”Deejay”と区別するのに便利だったりもするのですが、その話はまた後ほど・・・

文字通りセレクターが選んでかける曲によって、お客さんの感情も左右されます。

いい雰囲気のパーティーを演出できるかの鍵を握る、非常に重要な役割ですね。

ちなみに私はセレクターです。

しゃべる人 MC

MCとはセレクターがかける曲に合わせて合いの手を入れたり曲の導入をマイクで行う人のことです。

これに関してはMaster of Ceremoniesという本来の意味がしっくり来るのではないでしょうか。

ただここでまたややこしポイントですが、Hip Hopカルチャーだとラップする人をMCと呼んだりもします。

(頼むから統一してくれよ・・・)

という声も聞こえてきそうですが、まぁまぁあんまし細かいことは気にせずイージーにいきましょう、兄弟。

曲をかけるのはセレクターですが、マイクを持ちあれこれ喋っているMCは自然とお客さんの視線を集めます。

そのため人々の印象にも残りやすく、かつフロアのオペレーションも担うので一番お客さんとの距離が近い演者と言えるのではないでしょうか。

セレクターとMCの息のあった選曲&しゃべりが上手く反応して、爆発的に盛り上がったりできるのも他の音楽イベントではなかなか見られないようなレゲエ・ダンスホールの醍醐味の一つだと思います。

また一人二役にてセレクターとMCをこなすスタイルも存在します。

歌う人 Deejay(ディージェイ)or Singer(シンガー)

70年代くらい以降のレゲエにはいろんな歌唱方法があるのも独特です。

我々が普通に「歌う」と聞いて想像するイメージが”Singer(シンガー)”スタイルです。

そう、安室ちゃんが歌ったり米津玄師が歌ったりするカンジの歌い方ですね。

それに対して”Deejay(ディージェイ)”スタイルという歌い方はまるでおしゃべりしながら歌うかのように、緩急を織り交ぜて歌詞をメロディーに乗っけていくような歌い方です。

て言われても、??ってカンジだと思うので参考動画貼り付けておきます。

Volcano Sound System Live & Direct In Skateland Jamaica 1984 part 1

↑これは80年代の映像ですがその時代時代で流行りのDeejayスタイルがあったり、それもまたおもしろいです。

POPCAAN, TARRUS RILEY, AIDONIA LIVE WITH FIRE LINKS @ WAPPING THURSDAY 20 NOV 14

↑こちらは近年の映像です。雰囲気は全然違いますけど歌唱スタイルは根っこの部分で共通しています。

この文脈でいうところの”Deejay”は我々がイメージする曲をかけていく”DJ”ではないですよね。

ややこしいですけど、歌う方のディージェイと曲をかけるディージェイが存在するので後者を”セレクター”と呼べば諸々都合が良いケースもあったり、別にそんなこともなかったり・・・

また、映像もまさにそうですがこういった歌い手がブースやステージに集まってそれぞれのスタイルで自由にマイクを回しながら歌うという光景がしばしば見られます。これについてもいつか記事書いてみようと思います。

まとめ

冒頭でも書きましたが今回大枠を掴むために

  • Selector(セレクター)
  • MC
  • Deejay(ディージェイ)or Singer(シンガー)

という役割に焦点を当ててみました。

ただし、もちろんこれらの人々以外にもクラブイベントやパーティーにはオーガナイザー(主催者)、バーテンダー、キャッシャー、PAさん、機材エンジニア、フライヤーのデザイナー、カメラマン、などなどたくさんの方が携わっており枚挙にいとまがありません。

当ブログ”Jahのおかげでよく眠れる”は楽しい空間を作ろうと試行錯誤しているこれらの方々と、誰よりも楽しんでやるという気持ちで遊びに出かけている全ての人々をこれからも応援していきます。

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